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『 幻草譚 』
大作 俊子
11 月に東京都美術館にて開催された、第 47 回現代童画展出品作です。 今回、最高賞である現代童画大賞を頂くことができました。個人的にはただまだ足りない ところ描き足したいところ満載ですが、これまで描き続けてきた自分の世界観が一応評価 されたのかなと、喜んでいるところです。
特に右側のキノコたちは、平成時代を丸々過ごした稲城で撮り集めた写真を元にしていま す。城山公園を 1 人散策してはキノコの写真を撮っていました。 人物と植物を主に描いていますが、そのまま人物画・静物画として描くことはほとんどあ りません。ジャンル的には幻想絵画になるのでしょうか。自分のフィルターを通して現実 とはちょっと違う不思議で美しい世界を描けたらと考えています。今回のタイトルは「幻 草譚」、まさに今まで描き続けてきた私の絵の世界の総称です。幻の草花(人物)のお話、 自由に見て感じて心に少し残ってくれれば嬉しいです。
作品タイトル 『幻草譚』
副題 左:風の香
中:花の香
右:土の香
作品サイズ M100 号(1621×97 ㎝)
画材 キャンバスにアクリル絵の具

© inagigeibunren
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